城田優さん @天地人


天地人 [NHK総合]
第二十二回 真田幸村参上
2009/05/31


現時点(2010年6月)から1年以上前に放送された大河ドラマ「天地人」の第二十二回です.城田君は同ドラマに真田幸村の役で出演していたのですが,サブタイトルに「真田幸村参上」とあることから,今回が城田君初登場のエピソードなのではないかと思います (確証はありません(^_^;).

おっ,早速城田君が“通常よりも長くて重い槍”を振り回すシーンがありました.この槍については城田君が出演した「土曜スタジオパーク」や「笑っていいとも!」の記録をご参照ください.

余談ですが,上掲右画像で左手前に映っている女性は長澤まさみ嬢.城田君 (真田幸村) の姉 (初音) の役で出演しています.

さて,真田家はそれまで仕えていた徳川家との関係が悪化したため,上杉家に接近し服属することとなります.その際,城田君は人質として上杉家に預けられることに.小藩の中の人は大変ですなぁ.

しかし,城田君は人質の立場でも縮こまることはなく,傍若無人で不敵な感じです.竹林で独り槍を振り回していたところ,上杉家の槍の名手・東幹久氏 (泉沢久秀) に手合わせを挑まれ,このときは一本取られます.

翌日,今度は負けず嫌いの城田君が東氏に再戦を挑み,槍先で土や枯葉を巻き上げて目潰しを喰らわせるという手を使ってリベンジを果たします.戦に卑怯もクソも無い,何としても勝つというのが城田君の主義のようで.

これが「土曜スタジオパーク」で話題になっていた,馬がなかなか言うことを聞いてくれなくて苦労したという海岸での騎乗シーンですな.

その傍若無人な態度ゆえ,城田君は上杉家の家臣たちに受けが悪かったのですが,独り主人公の妻夫木聡氏 (直江兼続) は城田君を信じ,何かと目をかけるのでした.

やがて徳川家の軍勢が真田家に攻め込んできた際,上杉家は盟約に従って真田家への援軍を出すとともに,妻夫木氏は人質である城田君にも真田家に帰ることを許します.そうした上杉家の義,妻夫木氏の態度に,城田君も何か感ずるところがあったようです.

緋色も鮮やかな鎧兜を身に付け,徳川軍との闘いに挑む城田君.真田軍の知略と上杉軍の加勢の相乗効果で徳川軍は敗れ去ります.

戦が終わった後,城田君は再び上杉家に戻ります.単に盟約上の人質として戻ったのではなく,今度は妻夫木氏の弟子として住まわせてもらうという決意を固めているようで.

ということで,当初は真田家から上杉家へ人質として送られた城田君 (真田幸村) が上杉家家臣・妻夫木聡氏 (直江兼続) の人物に感じて弟子入りするまでを描いた第二十二回でした.こうして見ると別頁で紹介した「土曜スタジオパーク」で使われていた映像はほとんどこの第二十二回からの抜粋であったことがわかります.

実は当方が「天地人」をまともに観たのはこの一回のみです.(^_^;


上の方でも触れましたが,城田君 (真田幸村) の姉 (初音) の役で出演していた長澤まさみ嬢です.着物も似合っていてイイですなぁ.



天地人 [NHK総合]
第四十六回 大阪城炎上
2009/11/15


上で紹介した第二十二回の記録の最後に「実は当方が『天地人』をまともに観たのはこの一回のみです」などと書いたのですが,その舌の根も乾かぬうちにHDDレコーダーの中から第四十六回の録画データが見つかりました.自分が何を記録しているかも把握できていないという……(爆)

おお,しばらく観ないうちに城田君 (真田幸村) も髭をたくわえてずいぶん貫禄が出ているではありませんか.時は流れたわけだ.(^_^;

サブタイトルの「大阪城炎上」からわかるように,今回は大阪冬の陣・夏の陣にまつわるエピソードです.以前,城田君は真田家から上杉家へ人質として送られ,上杉家家臣・妻夫木聡氏 (直江兼続) の弟子となったわけですが,今や上杉家は徳川家の側に付き,一方城田君は豊臣家の側に付いていて互いに敵同士となっていたのでした.

さて,大阪冬の陣の闘いです.鹿角の兜を被り,火縄銃を放つ城田君.なかなかカッコエエではないですか.

大阪冬の陣の翌年,城田君 (真田幸村) は師と仰ぐ妻夫木氏 (直江兼続) に会いに行き,酒を酌み交わして語り合います.敵同士となった今も師弟の絆に変わりはありません.

大阪冬の陣は終わったが,徳川家康は必ずまた豊臣を攻めて戦になるだろう.大阪城の外堀を埋められてしまったからには,次の戦に豊臣側の勝ち目は無い.そのことを悟った城田君は師匠に今生の別れを告げに来たのでした.「幾重にも御礼申すばかりでござる.おさらば」(T_T)

そして大阪夏の陣.もはや豊臣側の敗北は時間の問題となっています.城田君は最後に豊臣の義を天下に示さんと,盟約の証として徳川家から豊臣家に嫁いでいた川島海荷嬢 (千姫,徳川家康の孫) の命を救うべく,彼女を安全な場所に匿います.

海荷姫を救った今,後顧の憂い無し.城田君最期の突撃.

かくして大阪夏の陣で城田君は斃れ,「天地人」での城田君の活躍もおそらくここまで.そして「天地人」も次の第四十七回で最終回のようです.それにしても城田君はいい役をもらいましたね.上で紹介した第二十二回もこの第四十六回も,強く印象に残る活躍ぶりでした.

ということで,当方が「天地人」をまともに観たのは第二十二回・第四十六回の二回のみとなるわけですが,それぞれが (おそらく) 城田君の登場・退場のエピソードだったのは偶然なのかそれとも狙った結果なのか (まぁ,偶然では無さそうですが),それも記憶にありません.(汗)



ついでと言っては何ですが,淀君の役で登場していた深田恭子さんです.美しいですのう.大阪夏の陣で命を落とすわけですが,こんな綺麗なフカキョン姫様を死に追いやるとは,おのれ徳川の狸爺め,許さぬ.(^_^;


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